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アレルギー性鼻炎治療


初めてシダキュア(スギ花粉症舌下療法)をはじめたいと考えている方へ

必ず下記をクリックして、ご確認をお願いいたします。
シダキュアについてのご注意

※血液検査は検査センターが休みのため、日曜日は行っておりません。
※シダキュア対応期間:7月~12月
※ミティキュア対応期間:通年
※鼻レーザー治療対応期間 現在休止中
※トリクロール酢酸治療対応期間 現在休止中


スギ花粉症に対する「季節前投与治療」

スギ花粉症をおもちの方へ

スギ花粉症で毎年症状がひどくなる方には、ぜひ「季節前投与治療」をお勧めします。

「季節前投与」とは、本格的に花粉が飛散するおよそ2週間前から、内服もしくは点鼻薬の使用を開始するものです。
それにより、下記効果が期待できます。
・症状がひどい方は、ひどくならずに済む 
・毎年飲む薬を弱め(眠気が出にくい薬)にすることが出来る
・点鼻薬だけで済ませることができる ※一部の方

ハイシーズンになり花粉症の症状がひどく発症してしまうと、症状を抑えるため強い薬が必要になってしまうことがよくあります。
そのような事態を避けるため、まだ症状がひどくない内(一月末頃)に薬を開始することをお勧めします。
季節前投与をご希望の方は「毎年飲んでいた薬」「眠気が出て飲みたくない薬」「効きが悪かった薬」「去年と同じ薬を飲みたい」など具体的にお分かりになれば、オンライン問診にご記入の上、ご来院ください。
薬の名前が具体的にわからない場合でも、例えば「去年の薬、効いたけど眠かった」「去年の薬、効きが悪かった。でも眠気が出る薬は避けたい」「去年飲んだ薬は、一日一回の薬」などの情報をオンライン問診でご記入いただけますと、適切な薬をご提示できます。

また、今まで飲んだことのある薬について「これって、どれくらいの強さの薬?」「どのような効果を狙った薬?」などのご質問にもお答えいたしますので、是非お尋ね下さい。

舌下免疫療法について

2023年のシダキュアの新規開始の受付は終了しました。次回受付開始は2024年7月です。

アレルゲン舌下免疫療法を検討中の方へ

  • アレルギー症状を治したり、長期にわたり症状をおさえたりする可能性のある 治療法です。
    ※3年治療を行うと30%、4年治療を行うと40%、5年治療を行うと50%の方が、その後の生涯、薬を使わなくても済むとの報告があります。また、完治に至らなくても、弱い薬や点鼻薬のみで済ませることが期待できます。
  • アレルゲンを投与することから、アレルギー反応がおこる可能性があり、まれ に重篤な症状が発現する可能性があります。 
  • 治療は長期間(3~5年)かかります。
  • すべての患者さんに効果が期待できるわけではありません。
  • 原因となるアレルゲンを確定するために血液検査が必要です。※血液検査は日曜日は行っておりません。
  • 初回は、内服後約30分院内で待機していただき、アレルギー反応が起こらない かチェックさせていただきます。
  • シダキュア(スギ花粉症用)とミティキュア(ダニアレルギー性鼻炎用)の両方同時の治療も可能です。※まずはどちらか一方から開始して、1か月以上ずらしてもう片方を開始します。
  • 対応期間・・・シダキュア:6月~12月 ミティキュア:通年
  • 適応年齢・・・原則5歳以上(薬を舌下に1分間保持できる年齢)
  • 費用(※再診時)シダキュア:およそ2,500円/月 ミティキュア:およそ3,000円/月 ※初回はアレルギー検査なども要することがあり費用は異なります。 ※こども医療助成対象です。

舌下免疫療法とは

アレルゲン免疫療法ナビ」にて舌下免疫療法について詳しく説明されていますのでぜひご覧ください。「シダキュアを服用される患者さんへ」「ミティキュアを服用される患者さんへ」もご参照ください。

鼻レーザー治療の詳細

※現在、発熱外来の混雑に伴い、施術を休止しています。 
 再開時期は未定です。ご了承ください。
この治療は、炭酸ガスレーザーを鼻粘膜にあてて、粘膜の腫れを縮め、アレルギー反応が起こりにくくする治療です。
痛みは全くありません。
※こわい?痛い?と不安な方へ:長年の経験で鼻への麻酔を工夫しています。より効きやすく、苦しくない方法で麻酔をしています。ご安心ください。(麻酔はガーゼ麻酔で、注射ではありません。)
対象となる方
  • スギ・ヒノキ・初夏の雑草・秋の雑草の花粉症の方で、シーズン中の症状(特に鼻閉)を軽減させたい方
  • ハウスダスト、ダニなどの通年性鼻炎・血管運動性鼻炎の方で、症状(特に鼻閉)を軽減させたい方
  • 普段内服するアレルギー性鼻炎の薬を弱くしたい方
  • 妊娠予定・受験予定の方で、シーズン中の薬の内服を控えたい、もしくは点鼻薬だけで済ませたい方
  • 対象年齢:小学生6年生以上
治療開始まで
  • 鼻粘膜のチェックを行い、治療の適応について確認します。
  • 予約を入れさせていただきます。
  • 通年性鼻炎などで鼻症状がすでにひどい場合は、レーザーの効果を高めるため、施術日まで鼻炎薬を用います。
治療のながれ
①麻酔液を浸したガーゼを入れて、ガーゼによる表面麻酔をします。(1回5分を4回行います)
②炭酸ガスレーザーを鼻粘膜に照射します。(両鼻で8分程度)
注意点
  • この治療を行っても、花粉症の方は、シーズン中くしゃみ・鼻水を止めるため、どうしても鼻炎薬が必要になることがあります。しかし薬を弱くできたり、点鼻薬だけで済むことが期待できます。
  • 処置直後は鼻がよく通っていますが、その日の夜頃から逆に鼻が詰まってきます。鼻づまりは一週間ほど続くことが多いですが、徐々に軽くなっていきます。
費用
費用(保険適応)はおよそ9,200円となります。※どのクリニックでも基本費用は同一です。※こども医療助成対象です。

「トリクロール酢酸治療」とは

※現在、発熱外来の混雑に伴い、施術を休止しています。 
 再開時期は未定です。ご了承ください。
この「トリクロール酢酸治療」は、1980年代頃、北里大学耳鼻咽喉科で始まり、現在全国の一部の耳鼻咽喉科でも行われています。そして、鼻レーザー治療と同様な効果が期待できます。
痛みは全くありません。
※こわい?痛い?と不安な方へ:長年の経験で鼻への麻酔を工夫しています。より効きやすく、苦しくない方法で麻酔をしています。ご安心ください。(麻酔はガーゼ麻酔で、注射ではありません。)
トリクロール酢酸治療の詳細
この治療は、トリクロール酢酸という薬液を鼻の粘膜に塗ることで、アレルギー反応が起こりにくくする治療です。
治療の効果は鼻レーザー治療と似ていますが、より短時間で治療を行うことが出来ます。また、費用の面でもより安価です。
※経験上トリクロール酢酸治療で効果が出る方は多いですが、効果が不十分な方には次の段階として鼻レーザー治療をお勧めします。
対象となる方
  • スギ・ヒノキ・初夏の雑草・秋の雑草の花粉症の方で、シーズン中の症状(特に鼻閉)を軽減させたい方
  • ハウスダスト、ダニなどの通年性鼻炎・血管運動性鼻炎の方で、症状(特に鼻閉)を軽減させたい方
  • 普段内服するアレルギー性鼻炎の薬を、弱くしたい方
  • 妊娠予定・受験予定の方で、シーズン中の薬の内服を控えたい、もしくは点鼻薬だけで済ませたい方
  • 対象年齢:小学生4年生以上(鼻にガーゼを入れることに抵抗がない方)
治療開始まで
  • 鼻粘膜のチェックを行い、治療の適応について確認します。
  • 予約を入れさせていただきます。※予約可能日時は、スタッフにお尋ねください。
  • 通年性鼻炎などで鼻症状がすでにひどい場合は、トリクロール酢酸治療の効果を高めるため、施術日まで鼻炎薬を用います。
治療のながれ
①麻酔液を浸したガーゼを入れて、ガーゼによる表面麻酔をします。(1回5分を4回行います)
②トリクロール酢酸をぬります。(両鼻で5分程度)
注意点
  • この治療を行っても、花粉症の方は、シーズン中くしゃみ・鼻水を止めるため、どうしても鼻炎薬が必要になることがあります。しかし薬を弱くできたり、点鼻薬だけで済むことが期待できます。※このことは、鼻レーザー治療も同様です。
  • 処置直後は鼻がよく通っていますが、その日の夜頃から逆に鼻が詰まってきます。鼻づまりは一週間ほど続くことが多いですが、徐々に軽くなっていきます。※このことは、鼻レーザー治療も同様です。
費用
費用は鼻レーザー治療(保険適応)がおよそ9,200円に対し、トリクロール酢酸治療(保険適応)はおよそ7,000円です。※こども医療助成対象です。